2013年4月23日火曜日

el Bulli 1998-2002 [大型本]

el Bulli 1998-2002

高価な本です。当時CD-ROMが添付されていて料理の本も進化したと驚いた。料理の本がアートになってゆくのを加速した一冊。


以下、アマゾン el Bulli 1998-2002 より引用
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内容紹介

世界中の料理人に影響を与え続けるレストラン「エルブリ」の全レシピ公開

1998年ミシュランの三ツ星を獲得、この10年間世界中をあっと言わせてきた発想法のすべてがこの一冊に。4年間の全レシピを掲載したCD-ROM付

■この期間の、エルブリの料理を編集したカタログ
○総ページ496ページ
○総合写真点数422点、料理写真396点
○1988年から2002年までの料理を年代ごとに「スナック」「ダバス」
「プレート」などの7つのジャンルに分け、カタログ化
○それぞれを写真と文章で解説
■付属のガイドブックも、あなどれない。
○22ページの付属ガイドブックにも侮れない情報が満載
○本の全体構成、成り立ち、エルブリの発想を図解した「進化のマップ」など
■エルブリ完全レシピ371点をCD-ROMに収録
○レシピ371点は、独自のレシピナンバー、アルファベット、グラフィックス、創作年度、季節、料理の温度などによる表示のほか、キーワード検索が可能
○全レシピは、表示だけではなく、印作昨日に対応
■美しいエルブリの料理を、見事に収めた作品集

内容(「MARC」データベースより)

1998-2002年の間におけるエルブリの進化と発展を記した集大成。各年のレシピに番号を振り分類して、理論的考察からエルブリの仕組みを解明し、未来の創造活動における新たな指針を示す。

大型本: 493ページ
出版社: 角川書店 (2004/4/23)
ISBN-10: 4049007584
ISBN-13: 978-4049007589
発売日: 2004/4/23
商品の寸法: 39.8 x 26.6 x 7.4 cm

2013年4月22日月曜日

アピカ フィグラーレ コンセプトフローノート(茶) A4 40枚

アピカ フィグラーレ コンセプトフローノート(茶) A4 40枚

先日、東京に所用で出かけた。日帰りでちょっとタイトなスケジュールだったけど銀座の「阪急MEN'S TOKYO」に寄ってみた。

地下にはワクワクするようなステーショナリーのコーナーがあってそこで見つけたのが「コンセプト・ノート」。

これは料理のデザインやルセット構築、レストランのイベントなどを形にしやすい!東京では当たり前でも高松では見かけないな~。時間があまり無かったので商品をチェックして帰宅してからAmazonで購入。ゴメンね阪急・・・。

でも、久しぶりにお勧めステーショナリー発見です!


以下、アマゾンのコンセプトフローノート より引用
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商品紹介

2分割された紙面を利用し、構想を練り、それをもとに結論やアイデアを導きだすことができます。方眼罫・ドット罫・無地罫それぞれの特徴に合わせて自由にイラストを描いたりフローチャートを作成するなど、構想を練るのに最適です。入り数:36枚、用紙サイズ:A4。

商品の説明

自由に発想を展開させ、構想を練るためのノートです。左側にイラストなどを書き、そこから得られたヒントやメモ、アイデアを右側にまとめていきます。ノートのしなりを軽減するために、最後のページには厚紙が綴じられています。。。サイズ:A4。罫内容:5mmドット(ページ左側)・6.5mm罫線(ページ右側)。用紙枚数:40枚。。◎How。To。Use。・アイデアを広げる。・経過と結果を明確にする。。※表紙のステッカーははがすことができます。。サイズ:縦=225mm 横=297mm 厚さ=12mm。

2013年4月16日火曜日

フランス料理の歴史 [単行本]

フランス料理の歴史 [単行本]

凄く良い本です!お勧め!


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内容紹介

中世から現在にいたる1000年におよぶキュイジーヌ・ブルジョワーズの歴史を豊富なエピソードでたどる名著!各時代の貴重なルセット(レシピ)付

内容(「BOOK」データベースより)

中世から現代にいたる1000年におよぶキュイジーヌ・ブルジョワーズの歴史を豊富なエピソードでたどる名著。各時代の貴重なルセット(レシピ)付。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

トゥーサン=サマ,マグロンヌ

1926年、パリ生まれ。作家、歴史家、ジャーナリスト。フランスの雑誌に寄稿するほか、料理・歴史・フランス文化関連の著作を多数執筆。専門領域は、フランスおよびイタリアの中世からルネサンス。Histoire naturelle et morale de la nourriture(邦題『世界食物百科』)で、文芸家協会歴史賞およびルレ・グルマン文学賞を受賞。


太田/佐絵子
1958年生まれ。早稲田大学第一文学部フランス文学専攻卒業。千葉県柏市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

単行本: 336ページ
出版社: 原書房 (2011/3/25)
ISBN-10: 4562046821
ISBN-13: 978-4562046829
発売日: 2011/3/25
商品の寸法: 21.2 x 15 x 3.8 cm

2013年4月4日木曜日

美食の歴史

一番上の「古代ローマの饗宴」Eugenia Salza Prrina Ricotti 著、では「アピキウスの料理書」はアピキウスが書いたものではない、と云う根拠を示している。1991年に平凡社より刊行された本を、講談社学術文庫が部分的に抄訳の形で再販した文庫。コンパクトでも内容は濃い。

>>>  古代ローマの饗宴

上から2番目の「食と文化の謎」の著者、Marvin Harris 氏は異端中の異端の人類学者(特に日本では)で読み終えたら食欲が無くなる本。1988年に岩波書店から刊行され、2001年に岩波現代文庫で再販。

>>> 食と文化の謎

3番目の「食の500年史」はNTT出版より2011年に刊行、結構新しい。「ムノンの新料理概論」(1742)で初めて、ヌーヴェル・キュイジーヌという表現を用いた、この呼称は今日に至るまで広く使われている」と記述がある。

「新料理概論」は「La Nouvelle Cuisine」(1742) Menonを指す。

>>> 食の500年史

4番目の「味覚の歴史」は大修館書店より1991年に刊行、Barbara Ketcham Wheaton 女史の「Savoring the Past. The French Kitchen and Table from 1300 to 1789」の全訳。1300年から1789年にかけてのフランスの調理場と食卓に関しての研究書。多くのフランス古典料理書とその関係図書を取り上げて考察を加えている。

この手の本の参考図書目録を見るのが好きです。

>>> 味覚の歴史

5番目の「火の賜物」はNTT出版より2010年に刊行された、Richard Wrangham 氏の「Catching Fire」の全訳。著者はハーヴァード大学生物人類学教授で「人類は料理とともに進化した」、「加熱調理が食物をエネルギーに変え、私たちの祖先の歯や顎、消化器官を小さくし、脳を大きくさせた」、「料理が男女の役割分担を促し、現代に至る社会構造の基礎を創った」と述べている。

とても興味深い学説。

>>> 火の賜物

一番下の本、Patrice Gélinet 氏が2011年まで10年以上(月~金・30分間)にわたり続けていたフランスの人気ラジオ歴史番組「2000ans d'histoire」をもとに「2000ans d'histoire gourmande」Patrice Gélinet 著として、原書房から2011年に刊行された。

>>> 美食の歴史2000年